壁を抜いて間取りを変更したい
間取りの変更をしたかったので、大工さんにも聞いて抜いても問題ない壁をバールで殴りながら崩して抜いていきます!ストレス解消!!!笑
壁を抜くことによって耐震性が弱くなるので必要な部分には補強金具をつけていく感じです。
壁の中にはコンセントの配線が通っていたり、大事な柱があったりするので慎重に壊していきます!
コンセントに砂や埃が入ってショートしないように養生テープやマスキングテープでコンセント口は塞いでおきました。
1階の台所の壁や仏壇床の間などの壁を抜きました。
90年以上前に作られたであろう「土壁」とご対面
ノックするように壁をコンコンと叩くと石膏ボードと土壁では音と感触が違いました。
石膏ボードは空洞があって響く感じ、土壁は響きがdeadで密度がある感じ。
これは土壁だなと思って恐る恐るバールで崩してみると 、、、
土壁さんです!!!漆喰を塗られた奥に土壁が出てきました!!土の匂いと土埃がすごい。。。
漆喰をバールで叩いで崩しながら土壁をボロボロと崩していきます
取り出した土壁を見てみると、茅?ですだれのような骨組みがされていて、そこに土と藁が塗られて埋められていいました。
この物件は大正13年築なので、、この土壁って90年以上も壁に埋められていたのか!?と思うとノスタルジーでした。
自分のおじいちゃんやおばあちゃんが生まれる前からこの土壁はここにいたのか。。。。大先輩になんてことを。。。
なんて考えならが黙々と土埃と戦います。
この土壁の裏側はモルタルに漆喰が塗られてあり、これまた重量がすごい。。
漆喰とモルタルでなかなかの瓦礫の山感がありますね。。。
数日がかりで、やっと一番大きい面積の壁を抜くことができました!!明るい!
廃材袋が20袋以上。。。これどうしよう。。。
土壁の廃材のゆくえ
大量に出た土壁の廃材。処分するのにもお金がかかるし、そこらへんに捨てるわけにはいかないし。
と悶々と数週間悩んでいましたが、後日、奇跡的に引き取り手が見つかりました!
元協力隊の松山さんが家のダリア栽培の畑を盛り土して高くしたいということで、土壁を貰ってもらえることになりました!!ありがたいー!!泣
持ち上げられるくらいの重さの廃材袋に詰めて車に積み込み×2回
松山さん宅には機材が揃っていて、こんな便利なので運んでくれました。人力で運び出しするつもりでいましたが助かりました。文明の利器、動力すごいね
そして帰り際に青菜(せいさい)を2キロお土産に頂いてしました!
この青菜は塩漬けして、塩抜きした後調味液につけてとっても美味しい漬物になるんですよー!
数週間に及ぶ壁との戦いが終了
無事に抜きたい壁を抜いて広々スペースになりました!
土埃が目に入ったり、壁が上からふりかかってきたり色々ありましたがようやく壁が終わりました。
床板を剥がして床下とご対面! 仏壇と床の間があったこの部屋、一番床下が怪しそうだなと思っていました。 畳を撤去した床板、ところどころミシミシで湿気のせいかフカフカになって歩くのが怖いくらいでした。 床板を恐る恐る剥がしてみる[…]